駆動系オイル交換 [メンテナンス&チューニング]

特に問題は感じないが、前回の交換からかなり時間が経っており、駆動系のオイル交換を実施。

今回は、前回同様ルブローレンGM-2をチョイス。
ミッション&トランスファ用は80W-90、リヤデフ用は85W-140。


4輪ジャッキアップして、リヤデフのオイル排出から作業にかかる。
フィラーボルト(注入口)を外してから、ドレンボルト(排出口)を外す。

フィラー口から多少オイルが出てきました。
F1000006.JPG

排出されるオイルを観察するに、劣化や汚れも少なく粘度もまだ残っている。
オイルの状態はそれほど悪くはない。
F1000005.JPG
(このオイルが糸を引く粘り感がお分かり頂けるだろうか。)

ドレンボルトの鉄粉の付着は、微量。
F1000004.JPG
(長い方がドレンボルト。先の黒いトコロがフェライト磁石になってます)

次にトランスファ。
リヤデフ同様、オイル劣化は少ない。ドレンボルトの鉄粉付着は認められず。

ミッションもオイルは同等。
ドレンボルトの鉄粉付着はあるものの、通常レベルと判断。
F1000003.JPG

各部位のドレンボルト、フィラーボルトを洗浄し、ガスケットパッキンを交換。

オイル排出した順にオイルを規定量注入していく。

リヤデフのドレンボルトを装着し、フィラー口へポンプでオイルを圧送する。
フィラー口からオイルが溢れて来れば、注油は終わり。
フィラーボルトを装着して周囲に付いたオイルを洗浄して完了。
同じ作業をトランスファ、ミッションも行う。

こう書いてしまうと簡単なようですが、結構な労力が要ります。
オイルの粘度が高いのでポンプを動かすのも地味に力が要ります。
更に車の下に潜っての作業であり、辛い姿勢を強いられます。

作業中に日没を迎えてしまいましたが作業は無事終了。

今回、オイルの劣化,汚れが少なかった要因は、サーキット走行が少なかった為と思われる。
更に、少ないサーキット走行に於いても駆動系に負担がかかる様な走りが出来ていなかったためと予想される。

サーキットコンディション回復まであと一歩・・・いや二歩か三歩、いやもっとかも・・・。
えー、粛々と進めていきます。

それにしても、ダンパーのOHがまだ終わらない。もう1ヶ月以上経つというのに・・・。

nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 3

コメント 2

ituki

わぁ オイルって赤色なんだ
知らなかった orz
車の下へ潜っての作業 大変なのに写真撮影までありがとうございます
とても面白いです^^♪

ボルトの先が磁石なんて よく出来てる~@@”
オイルも溢れるまで入れるんですね^^;

お父ちゃんが いつも「指先の黒くなったのが落ちんのよ」って
ピンクの粉の洗剤で洗ってたのを思い出しました^^
by ituki (2011-11-29 00:29) 

囚

>itukiさん

前回入れたリヤデフのオイル、これは「OMEGA」でした。
OMEGAのオイルは、独特の赤い色をしてます。(特殊です)

「前回同様」ルブローレンGM-2をチョイス

と書きましたが、前回はリヤデフとトランスファは、OMEGAのオイルが残っていたので、それを使ったのでした。
私としたことが。

ルブローレンやその他メーカーのオイルは、大抵は普通の琥珀色です。


ピンクの粉の洗剤、それは工業用石鹸ですね。
指の指紋の隙間とか、爪の際とかの黒い汚れは普通の石鹸では落ちないんですよ。

by (2011-12-02 22:51) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

ディーラーってさ・・・ピロぴろ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。