ピロぴろ [パーツ&ケミカル]
ダンパーOHがいつ頃終わるか問い合わせ中なのだが、未だ連絡なし。
今回は、フロントのアッパーマウント(以下、ピロアッパー)のピロボールを交換するため、新品のピロボールとその他ネジ類も手配。
それら部品は既に手元に届いており、口を開けてダンパーの帰りを待っている状態。
エンジンオイルの交換もダンパー交換と同時作業が効率が良いので、これもダンパー待ち。
いつになったら作業出来るのだろう・・・。
作業が進まないので、手配した部品に付いてイロイロあったので記事にてみましょうかね。
手配で一番難行したのが、ピロボール。
サスペンションのメーカーからも補修部品として販売しているのだが、コイツがべらぼうに高い。
私の使っている○HLINS(微妙な伏せ字だなこりゃ)というメーカからは1個12,000円位で売っているのだそう。
2個で24,000円って、別メーカのピロアッパーが左右セットで実勢価格が約16,000円なんですが・・・。
その別メーカーというのはCUSC○(ええ、そうです、ワザとです)という、ちゃんとしたメーカーで、その品質や性能が劣る訳ではありません。
ちなみに○HLINSのピロアッパーは左右セットで40,000円ぐらい・・・。
で、ピロボールのメーカーから単体を直接買えないか?ってなことになるんですよ。
ネットで調べてみたら、やはり同じコトを考える人が多く、色々情報が出てきました。
どのサスペンションメーカーも、行き着くトコロ同じメーカーのピロボールを採用していました。
2~3年前なら、メーカー直系の代理店でピロボール単体で1個2,500円で買えていたが、最近値上がりして同じ代理店で見積取ったら1個7,500円になっているとのこと。
同時期に製造工場はタイに移管しているというのに、なんなんだよこの暴力的な値上げはよぉ。
と、いうことで他の代理店もあたってみたが、やっと5,000円台が見つかった程度。
(何となくカルテルの匂いがするんだが・・・)
更にネットオークションでも探して、3,200円位の出展(新品)が3者出てきました。
オークションでの価格が限界と判断し、消費税や送料を含めたトータルの価格が一番安い出品者を選定。
これにて一件落着となるはずだったのだが・・・。
ここまで調査してきたピロボールは内径が18mmというピロアッパー用としては一般的なサイズの物。
念の為ウチのフロントピロアッパーのピロボールのサイズを確認したところ内径が20mm・・・ん?
サイズが違うじゃねーかよおぉー・・・(核爆)
すなわち、ここまで調べ上げた情報は全て無意味という恐ろしく残念な結果となる。
そもそも、そんなことは最初に確認するべきだろうって?
はい、仰る通りでございます。
(ちなみにリヤ用は18mmだがこっちはまだ全く問題ないレベル。)
気を取り直して内径20mmの同社ピロボールを探すと、これまた意外な事が判明。
元々このメーカーのピロボールは、用途やサイズ毎に種類が豊富に取り揃えてあるが、これまで調べてきた内径18mmのピロボールは、「レーシングカーアッパーマウント用」としてラインナップされていた。
シリーズ中、強度,耐久性が一番高い(その分動きは硬い)物なのだが、このシリーズで20mm品はカタログに載っていない。
直系の代理店に問い合わせてみると、製造ロットが30個なんで30個発注なら特注も対応出来るとのこと。
自分一人で30個買うことはないが、一応見積を取ってみた。
@13,589円(受注後4~4.5ヶ月)
絶句・・・。
ある程度は予想してたケドさ、CUSC○のピロアッパー買っても1万円以上お釣りが来るよ。
やむを得ず、1ランク下の重加重工業機械用の20mmを調べてみたところ、通販での取り扱いは数社見つかった。(オークションでの出品は無し)
18mm品に比べて流通量が少ないためか、全体的に価格が高い傾向だが、通販の中の一番安い所に手配。
価格は@6,160円×2個で12,320円(税込み、送料サービス)と、CUSC○のピロアッパー買うよりはまだ安いのでこれで妥協し、入手に至る。
右が古いピロボール、真ん中と左が新品。並べてみても、古い物がどうダメなのか分かりませんが。
ちなみに、特注の見積を取ったメーカー直系の代理店では@12,354円。個人は相手にしないという意思表示としか思えない。
後の調べで、○HLINSではウチの車以外のピロアッパーにも何種類か20mmのピロボールを採用していたが、各種モデルチェンジを機に18mmのピロボールに切り替わっていることが判明。
メーカーとしては、特にアッパーマウント負担の大きい車種向けに、強度を確保するべくサイズの大きい物を採用したが、それが裏目に出た模様。
フロントのアッパーに元々付いていたピロボールが今回手配したものと同型であることも判明した。
更にウチの車のリヤアッパーも分解してピロボールを観察してみたところ、18mmのレーシングカー~用であった。
フロントに比べ負担は少ないとは言え、劣化は微塵も感じられない。
余計なことをしてくれたもんだぜ、全く。
今回は、フロントのアッパーマウント(以下、ピロアッパー)のピロボールを交換するため、新品のピロボールとその他ネジ類も手配。
それら部品は既に手元に届いており、口を開けてダンパーの帰りを待っている状態。
エンジンオイルの交換もダンパー交換と同時作業が効率が良いので、これもダンパー待ち。
いつになったら作業出来るのだろう・・・。
作業が進まないので、手配した部品に付いてイロイロあったので記事にてみましょうかね。
手配で一番難行したのが、ピロボール。
サスペンションのメーカーからも補修部品として販売しているのだが、コイツがべらぼうに高い。
私の使っている○HLINS(微妙な伏せ字だなこりゃ)というメーカからは1個12,000円位で売っているのだそう。
2個で24,000円って、別メーカのピロアッパーが左右セットで実勢価格が約16,000円なんですが・・・。
その別メーカーというのはCUSC○(ええ、そうです、ワザとです)という、ちゃんとしたメーカーで、その品質や性能が劣る訳ではありません。
ちなみに○HLINSのピロアッパーは左右セットで40,000円ぐらい・・・。
で、ピロボールのメーカーから単体を直接買えないか?ってなことになるんですよ。
ネットで調べてみたら、やはり同じコトを考える人が多く、色々情報が出てきました。
どのサスペンションメーカーも、行き着くトコロ同じメーカーのピロボールを採用していました。
2~3年前なら、メーカー直系の代理店でピロボール単体で1個2,500円で買えていたが、最近値上がりして同じ代理店で見積取ったら1個7,500円になっているとのこと。
同時期に製造工場はタイに移管しているというのに、なんなんだよこの暴力的な値上げはよぉ。
と、いうことで他の代理店もあたってみたが、やっと5,000円台が見つかった程度。
(何となくカルテルの匂いがするんだが・・・)
更にネットオークションでも探して、3,200円位の出展(新品)が3者出てきました。
オークションでの価格が限界と判断し、消費税や送料を含めたトータルの価格が一番安い出品者を選定。
これにて一件落着となるはずだったのだが・・・。
ここまで調査してきたピロボールは内径が18mmというピロアッパー用としては一般的なサイズの物。
念の為ウチのフロントピロアッパーのピロボールのサイズを確認したところ内径が20mm・・・ん?
サイズが違うじゃねーかよおぉー・・・(核爆)
すなわち、ここまで調べ上げた情報は全て無意味という恐ろしく残念な結果となる。
そもそも、そんなことは最初に確認するべきだろうって?
はい、仰る通りでございます。
(ちなみにリヤ用は18mmだがこっちはまだ全く問題ないレベル。)
気を取り直して内径20mmの同社ピロボールを探すと、これまた意外な事が判明。
元々このメーカーのピロボールは、用途やサイズ毎に種類が豊富に取り揃えてあるが、これまで調べてきた内径18mmのピロボールは、「レーシングカーアッパーマウント用」としてラインナップされていた。
シリーズ中、強度,耐久性が一番高い(その分動きは硬い)物なのだが、このシリーズで20mm品はカタログに載っていない。
直系の代理店に問い合わせてみると、製造ロットが30個なんで30個発注なら特注も対応出来るとのこと。
自分一人で30個買うことはないが、一応見積を取ってみた。
@13,589円(受注後4~4.5ヶ月)
絶句・・・。
ある程度は予想してたケドさ、CUSC○のピロアッパー買っても1万円以上お釣りが来るよ。
やむを得ず、1ランク下の重加重工業機械用の20mmを調べてみたところ、通販での取り扱いは数社見つかった。(オークションでの出品は無し)
18mm品に比べて流通量が少ないためか、全体的に価格が高い傾向だが、通販の中の一番安い所に手配。
価格は@6,160円×2個で12,320円(税込み、送料サービス)と、CUSC○のピロアッパー買うよりはまだ安いのでこれで妥協し、入手に至る。
右が古いピロボール、真ん中と左が新品。並べてみても、古い物がどうダメなのか分かりませんが。
ちなみに、特注の見積を取ったメーカー直系の代理店では@12,354円。個人は相手にしないという意思表示としか思えない。
後の調べで、○HLINSではウチの車以外のピロアッパーにも何種類か20mmのピロボールを採用していたが、各種モデルチェンジを機に18mmのピロボールに切り替わっていることが判明。
メーカーとしては、特にアッパーマウント負担の大きい車種向けに、強度を確保するべくサイズの大きい物を採用したが、それが裏目に出た模様。
フロントのアッパーに元々付いていたピロボールが今回手配したものと同型であることも判明した。
更にウチの車のリヤアッパーも分解してピロボールを観察してみたところ、18mmのレーシングカー~用であった。
フロントに比べ負担は少ないとは言え、劣化は微塵も感じられない。
余計なことをしてくれたもんだぜ、全く。
2011-12-02 22:23
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コメント(4)
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水道の蛇口にも 似たようなのが付いていますね^^;チガウ?
ピロボールって 球形じゃないんですね
足回りで一番力がかかるところだから 値段が高いのは仕方ないんでしょ?
囚さんみたいに 自分で手配して交換出来れば 工賃丸儲けっ^^♪
by ituki (2011-12-04 00:50)
機械部品というのは、買う人の取引量や信用度でその値段かなり違うんですよね。
それにしても、よく調べ取り揃えたものです。
これなら、機械部品の調達の仕事を生業にしてもいけるのではと思えるほどです。
by 老年蛇銘多親父 (2011-12-04 10:27)
値段が有って無い様なもんなんですね~(T_T)
○HLINSやCUSC○笑いました(笑)
by こーいち (2011-12-04 16:10)
>itukiさん
>足回りで一番力がかかるところだから 値段が高いのは仕方ないんでしょ?
そう割り切ってしまえばそうなんだけど、同じピロボールを使ったピロアッパーがあの価格で売っていることを考えると、もうちょっとなんとかならんか?と思ってしまうんですよ。
>工賃丸儲けっ^^♪
まあ、DIYの原点はそこですからね。
更にそれが楽しめれば、「趣味と実益」ってことになる訳でして。
でも、他人の車をいじって報酬を受けるとアレになっちゃいますが。
>老年蛇銘多親父さん
>買う人の取引量や信用度でその値段かなり違うんですよね。
たぶんそういうことだと思います。
モノの原価は従来より下がっているはずで、自動車やサスペンション製造業者には、適価で卸しているであろうと。
ですが値上げの時期からして、世界経済をも揺るがすあのアメリカでの事件で、業務の効率化等の理由で個人向け販売を事実上打ち切るような値上げをせざるを得なかったのかもです。
まあ、他にも色々理由は勘繰ってみたりもしましたが・・・。
>機械部品の調達の仕事を生業にしてもいけるのではと
かつて、それっぽい事を生業にしていました。
自動車に比べるとものすごく小さいモノですが、図面引いて材料選んで工法指示して・・・てな感じで。
規格化された部品なら今はインターネットでなんでも調べられ、簡単に手に入るようになりましたんであまり苦労はありませんね。
ただ、材料系の選定に関しては、多少その知識が役に立ちました。
>こーいちさん
>値段が有って無い様なもんなんですね~
今や工業製品の価格は誰が決めているのかサパーリですね。
一般消費者向けの製品もそのほとんどが「オープン価格」。
これ以上のデフレ、円高が続くと日本の技術や品質は一体・・・。
あれ?俺逆の事言ってる?
だから、えーと、適正価格にして欲しいなっと。
by 囚 (2011-12-04 20:41)